お墓はいつ用意するのがいいのでしょうか?



お墓を持たない方が突然の不幸でお亡くなりになられた場合、残されたご家族は葬儀や法要、相続その他の膨大な事務手続きを行いながら四十九日法要と同時に行われる事の多い納骨式までの間に墓地を購入し墓石を立てる準備も進めなければなりません。

日程重視で慌てて決めることで、希望に沿った立地や納得できる価格などじっくり検討する間もなく、思い通りにならなかったと後悔する方も多いようです。

近年、そのような残された家族の負担を軽減し、また、ご自分の意思で納得できるお墓を選びたいと考える方が増えています。

生前に建てるお墓を「寿陵(じゅりょう)」といいます。古くから寿陵を建てることは長寿をもたらす縁起の良い習慣と考えられており、中国の皇帝の多くが生前にあらかじめ寿陵を建てたと言われ、日本でも聖徳太子が寿陵を建てたことが知られています。

寿陵を希望する場合、まずは生前に(遺骨を持たない状態で)墓地を購入できる霊園を探さなければなりません。
公営墓地などでは、遺骨を持たない方の申込を受け付けない場合が多いため注意が必要です。

寿陵の受付を行っている寺院墓地や民営墓地を購入する際、確認をしておくべきポイントは

・購入後、墓石の建立までに期限があるのか。
・檀家としての護持会費や管理費はどうなっているのか。
・開眼法要(お墓の魂入れ)はいつ行うのか。

といった点になるかと思います。

ご家族でじっくりと話し合い、納得できる立地で好みに合ったデザインの墓石を建てることで心にゆとりが持てる「終活」のひとつとして寿陵が注目されています。

陵石匠では情報集めの段階でのご相談から、墓地決定、デザインの選定、施工まで責任をもって対応いたしております。

ご相談は陵石匠にお電話ください。